
全農パールライス株式会社
東京都千代田区神田三崎町3-1-16 神保町北東急ビル3F
管理部部長 吉田 浩さま
管理部管理課 佐々木 奈央さま
※インタビュー当時
社員と、拠点と、お客さまと「つながる」オフィスづくりプロジェクトが始動
Q. お2人は本社移転プロジェクトのメンバーですが、立ち上げの背景を教えてください
吉田様:当社は全国農業協同組合連合会(以下、JA全農)の傘下にあり、その本部や他のグループ会社と同じビルに本社を構えていました。しかしビルの再開発により2020年3月末までの退去が求められたため、2018年8月にプロジェクトを立ち上げ、移転について考えるようになりました。
そもそも旧本社は人員増で手狭になり、座席間もゆとりがなくてストレスが生じやすい環境でした。また、良くも悪くも昔ながらのレイアウトで、新しい発想が生まれにくいとも感じていました。
佐々木様:社員同士がコミュニケーションを取る場所もなく、部署を越えた横のつながりが薄くてランチも自席で食べる人がほとんどでしたね。
吉田様:だから総務担当としては、今回の本社移転を「単なる物理的な移動に終わらせたくない」との思いが強かったのです。プロジェクトのコンセプト名も「つながろう!全農パールライス」とし、社員の会話が生まれる場の提供はもちろん、当社の各拠点、さらにはお客さまとの関係づくりを意識してオフィスづくりを始めました。

「無事に引っ越せればいい」から「移転は会社のチャンス」にモチベーションがシフト
Q. ウチダシステムズとの出合いや、同社を選んだ理由は何ですか?
吉田様:どのメンバーにもオフィス移転の経験がなかったので、まずは関連テーマを扱う各社のセミナーに参加してみました。
佐々木様:株式会社内田洋行様を訪ねる機会もあり、そこでグループ会社のウチダシステムズさんをご紹介いただきました。当時は旧本社でビル内の移動が予定されていたので、まずはその案件を依頼しました。仕事ぶりが素晴らしかったため、引き続き本社移転もお願いした次第です。
当初、私は「無事に移転できれば合格」という意識でしたが、ウチダシステムズさんとのお付き合いを通して「移転は会社のチャンス」と学び、共感したことも大きいです。
吉田様:通常、オフィス移転やレイアウト変更は当社のグループ会社に任せますが、今回は変化を望むメンバーの気持ちが強く、思い切って外部の会社に相談することにしました。
役員がそれを理解してくれて「自分たちの考えを貫きなさい」と背中を押されたことも励みになりましたね。

マグネットスペースの名は「パールキッチン」。エントランス横でお客さまの目を引く会社の財産
Q. 新本社のデザインやレイアウトはどのように決めていったのでしょうか?
吉田様:移転先のビルは建設中で、プランは図面上で考えました。更地だったこの場所に、徐々にビルが建っていく様子をウチダシステムズさんと見守る中「一緒にプロジェクトを進めている」という気持ちが強まっていったことを覚えています。
具体的には、人々が集まって会話が生まれる、いわゆる“マグネットスペース”を最優先に考えました。現に本社には「パールキッチン」と呼ばれる空間があり、ランチタイムにもなると社員でほぼ満席になります。
佐々木様:床を木目調にして壁にグリーンを飾るなど、リフレッシュスペースになるよう心掛けました。長いベンチもポイントで、座ってくつろぎながらコミュニケーションを取る社員の姿もよく目にします。
想像以上にうれしいのは、ベテランの男性社員も「あそこでコーヒーを飲みながら話そうか」などと使ってくれるなど、旧本社にはなかった場面を次々と見られることです。
USS渡部:パールキッチンのデザインでは、エントランスとの一体化をご希望されていましたね。
吉田様:当社に足を踏み入れたら、ガラス越しにすぐ見えるよう設計してもらいました。エントランスにおいても「社員が集まって何をしているの?」「どんな場所なの?」と、お客さまとの会話が生まれることを期待してのことです。
役員もパールキッチンを広めてくれて、JA全農の広報誌に掲載されたり、グループ会社から見学に来たりと、今では会社にとって財産の一つになりました。

お米の試食も大切な仕事。複数の品種を食べ比べるため、複数の炊飯器を同時に使える設計に
Q. パールキッチンにはシンクもありますが、その用途を教えてください
吉田様:お米の試食会を開き、新米や新しい品種を炊飯して食べ比べています。また業務用米の品質確認も重要な仕事です。
特に新米の季節は複数の炊飯器を同時に使用する必要がありますが、パールキッチンでは一度に10台まで対応できます。
USS渡部:電気容量を考慮し、炊飯器ごとにプラグを色分けしました。同じ色は同時使用不可とし、視覚的に分かるようにしています。また配線も独立させています。
佐々木様:旧本社では不便な環境でしたが、移転後はオフィスの中心で試食会を開催することで自然なコミュニケーションが生まれています。
USS渡部:照明も用途に合わせて白色に変更し、企業らしさを表現するデザインとしました。

プロジェクトを成功させた今こそスタートライン。信頼関係が次の価値創出へ
Q. プロジェクトを通した印象を聞かせてください
佐々木様:初回提案から企業理解の深さを感じ、非常に好印象でした。
USS仁藤:企業理念の本質まで読み取り、「働く人が成果を出せるオフィス」をテーマに提案しています。
佐々木様:進め方に悩んだ際も的確な提案があり、非常に心強かったです。
吉田様:オフィス見学なども通じて具体的なイメージを持てました。
Q. 最後にプロジェクトの感想を教えてください
佐々木様:「これで終わりではない」という言葉が印象的で、今後もお願いしたいと感じています。
USS仁藤:非常に思い出深いプロジェクトであり、社内でも重要事例として共有しました。
吉田様:通常業務と並行しながら成功できたのは支援のおかげです。
佐々木様:会社人生で最も刺激を受けたプロジェクトでした。

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この記事を書いた人

そしきLab編集部
ウチダシステムズのスタッフを中心に、組織作りや場づくりについて議論を交わしています。業務の中で実際に役に立ったことなどを紹介していきます。
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