
ウチダシステムズは、2025年6月5日(木)〜7日(土)に東京・TFTビル(東京ファッションタウン)で開催された「NEW Education EXPO 2025」にて、教育現場のDXを加速させる3つの展示ソリューションを紹介しました。
ICT環境の整備だけでなく、会議業務の効率化、学習空間の刷新といった、学校現場が直面する課題への具体的な解決策を提示。当日の出展内容や来場者の反応を紹介します。
教育ICTのインフラを支える「レンタルルータースキームサービス」

教育委員会や学校現場で起こってしまう通信障害。その原因特定や問い合わせ対応に悩む現場の声に応えたのが「レンタルルータースキームサービス」です。東京会場限定で展示されたこのサービスは、以下の特長を備えています。
- 10Gbpsの高速回線を提供(従来の1Gbps構成に比べて、大幅に性能が向上)
- NEC製インテリジェントルーターを採用し、アクセスポイントやHUBの状態も一括監視
- 回線契約・機器レンタル・NW監視・保守サポートまでをワンストップで提供
回線の問題発生時には、「どこに、何を問い合わせればいいか」が明確になり、現場教員やICT支援員の負担を大幅に軽減します。現在、多くの学校ではこのような一括保守スキームが整っておらず、来場者からは「こういうサービスを待っていた」との声が多く聞かれました。
会議業務をデジタルで再設計
「michibiku」クラウド議事運営システム

理事会や委員会など、教育現場での会議運営は、いまだに紙ベースの運用が多く、煩雑な準備作業が発生しています。
そうした課題を解決するのが、クラウド議事運営システム「michibiku」です。
- 会議招集・議題通知・資料共有をクラウド上で完結
- 議事録作成に向けた音声データのアップロードも可能(作成支援用途)
- テンプレート化された通知文や送信先リストの活用で、属人性を排除
- 月額課金制で導入可能、教育機関の規模に応じた柔軟な運用が可能
このサービスは企業向けとして開発されたものですが、現在では大学や教育委員会でも導入が進んでいます。業務効率化と記録精度の両立が評価され、実際に紙と印鑑を用いていた来場者からも高い関心が寄せられました。
学びを変える空間づくり
「ICT×家具 教室空間キット提案」

3つ目の展示は、「グループワークが自然と始まる空間づくり」をテーマにした教室リニューアル提案です。
- キャスター付きの机・椅子によるレイアウト自由度の高い構成
- 壁3面にモニターを配置し、グループ毎に独立した学びができる構成なども提案可
- ICT機器の組み合わせと設計、空間デザインを一括提案
旧パソコン教室の再活用を想定し、アクティブラーニングや協働学習を推進する空間づくりを支援。特に、文部科学省が進める「DXハイスクール」施策における補助金(上限1,000万円)との親和性が高く、多くの自治体や学校関係者が関心を寄せていました。
来場者の声と反応

展示初日は大学関係者(教職員・事務職員)が中心で、週末には教育委員会や小中学校の先生方にもご来場いただきました。なかには、自衛隊附属学校などの教育機関からの来場もあり、現場特有のニーズに触れる貴重な対話が生まれました。
ICTと空間の最適化で、教育現場の課題をまるごと解決
今回の展示では、教育現場における「業務効率」「学習体験」「空間設計」の三位一体の課題解決を提示。今後もウチダシステムズは、教育の現場を“学ぶ場”であると同時に“働く場”と捉え、それぞれの視点に立った総合的な支援を進めてまいります。
学ぶ場のことならウチダシステムズにご相談ください
ウチダシステムズでは、教育現場におけるソリューションも幅広く取り扱っております。様々なご相談に対して効果的な解決法をご提案いたしますので、ぜひウチダシステムズへご相談ください。
この記事を書いた人

そしきLab編集部
ウチダシステムズのスタッフを中心に、組織作りや場づくりについて議論を交わしています。業務の中で実際に役に立ったことなどを紹介していきます。

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