日本企業の人事は長く、会社が人を採用し、異動で育て、組織に合う人材をつくる「組織主導」が中心でした。しかし、人口減少や多様化、DXの進展で、そのやり方は限界を迎えています。武石惠美子氏の調査では、自己選択できる配置や公募制度、キャリア支援が整っている会社ほど、働く人の満足度やキャリア自律が高いことがわかりました。
一方で、日本人の「自分のキャリアは自分で決める」という意識は、海外より低いままです。これからは、会社が選ぶだけのMake型ではなく、本人が選ぶBecome型の発想も必要です。ジョブ型かメンバーシップ型かの二択ではなく、両方を組み合わせ、会社の使命と個人の希望をつなぐことが、これからの適材適所の鍵だといえます。
出典 : 「自己選択」の仕組みによる、キャリア自律と適材適所の実現|機関誌Works 特集| https://www.works-i.com/works/special/no194/job-fit-10.html
