そしきLab編集部 ケンブリッジ大学のトーマス・ルーレ教授は、Z世代を「怠け者」と決めつけるのは違うと指摘しています。彼らは単に「仕事とは何か」に対して新たな価値観を持っているに過ぎないというのです。歴代の世代間で似たような言説は繰り返されてきましたが、ルーレ教授は、ギリシャ時代のソクラテスでさえ、若者を「怠け者」と見做していたことを例に出しています。
しかし、研究では様々な世代のモチベーションの根底にあるものは変わらないことが明らかにされています。ただし、労働に対する期待は時代と共に変化しており、特にZ世代は働き方やワークライフバランスを重視していると指摘しています。
ルーレ教授のコメントは、JPモルガンのCEOなどの経営幹部の見解とは異なります。経済状況も変遷し、かつてのような安定はもはや保証されていない現代。若い世代の価値観の変化と経済状況の変動をどのように捉えるべきか、この記事では、新しい時代の労働観について考えるきっかけを提供しています。
出典 : Z世代は「怠け者」ではない… 仕事に対する考え方が異なるだけ —— ケンブリッジ大学の教授が指摘 https://www.businessinsider.jp/article/287679/