AIの進化により、求人と求職者を結びつける「AIマッチング」が広がっています。飲食業のように仕事を分担しやすい分野では、人手不足の解消に役立つ可能性があります。一方で、介護や宿泊業のように幅広い仕事や人への気配りが必要な職場では、業務の見直しが欠かせません。
また、正社員採用や高い専門性を持つ人材の転職では、賃金交渉や本人も気づいていない強みを見つける役割が重要なため、人の支援が今後も必要です。AIは効率的な紹介が得意ですが、働く人の迷いや不安に寄り添い、新しい可能性を想像して提案する力は、まだ人に強みがあります。
これからの労働市場では、企業が従来の採用の常識を見直し、多様な人材が活躍できる仕組みをつくることが大切です。AIと人が役割分担しながら、よりよい働き方を実現できるかが問われています。
出典 : 【対談・後編】人気企業に希薄な危機意識 人材不足の産業は「過去の常識」を変えよ――宇佐川邦子×松原哲也|研究プロジェクト| https://www.works-i.com/research/project/matching/labor-market/detail002.html

