アジア太平洋地域の不動産市場は2025年の最後の四半期に安定を維持し、投資額は403億米ドルに達しました。これは2021年の第4四半期以来の最高記録です。
特に日本が先陣を切り、取引額が前年比14%増の98億米ドルを記録しました。オフィスやマルチファミリー資産における賃貸料の成長が支えとなりました。韓国でも前年比41%増の77億米ドルの投資が見られました。
オーストラリアとシンガポールでは、キーセクターへの新たな関心や継続的な調整が見られました。オーストラリアは前年比15%減の61億米ドルだったものの、シンガポールは28%増の42億米ドルの投資がありました。
北アジアを見ると中国は苦戦を強いられ、第4四半期の投資額は前年比16%減の34億米ドルにとどまりました。しかし、インドは第4四半期に前年比407%増の24億米ドルと大幅な増加を見せました。
全体的に、2025年の最後の数か月間はアジア太平洋地域の不動産市場に慎重ながらも楽観的なムードが広がっており、コア市場への信頼回復とともに新興セクターへの戦略的な多様化が示されました。
出典 : Asia Pacific Capital Tracker 2026 Outlook https://www.jll.com/en-au/insights/asia-pacific-capital-tracker
