そしきLab編集部 日本のオフィス市場は2025年第3四半期に引き続き競争が激化しました。CBREの新しい報告によると、主要都市の約半数で空室率が低下し、賃料は記録的な水準まで上昇しています。特に横浜、福岡、東京でオフィス需要が高まっており、これらの地域は市場の底堅い回復を牽引しています。
空室率に関しては、調査対象の10都市中5都市で前四半期比で減少、2都市で横ばい、3都市で上昇しました。賃料も9都市で上昇し、特に横浜・仙台・高松では1%以上の大幅な上昇を見せています。東京ではさらなる緊迫が続き、賃料は18年ぶりの高水準に達しました。
大阪と名古屋では空室率が下がり賃料が過去最高を更新。CBREは、市場における安定性と堅調な需要が持続し、特に東京をはじめとする大都市圏での基礎的要因は2026年に向けても強いと予想しています。
出典 : Rents Hit 18-Year High in Tokyo as Japan’s Office Market Defies Gravity https://www.worldpropertyjournal.com/real-estate-news/japan/tokyo-real-estate-news/japan-real-estate-news-japan-2025-office-rent-data-cbre-2025-office-report-tokyo-office-market-data-office-rents-in-tokyo-now-14593.php