そしきLab編集部 宮城県美里町の舞台ファームは、年間60億円を超える売り上げを誇る大規模農業法人です。
創業者の針生信夫氏は、江戸時代から続く農家の15代目として、植物工場においてレタスの自動化生産を徹底的に行っています。
そうした革新の背景には、日本の農業が直面する「天・地・人」という3つの課題への対応があり、針生氏はこれらの問題を解決するために、農業ロボット化や農エネ業など複数の異業種と連携を図りながら、新たな価値を創出しています。
特に注目されているのは、農地に太陽光パネルを設置して電気と米を共に生産する「ソーラーシェアリング」や、農業ロボット化を取り入れた生産性の向上です。
これらの取り組みは、農業の未来を見据え、持続可能な仕組みの構築を目指す針生氏の描くビジョンに基づいています。
読み手として私たちは、これからの農業がどのような形で進化していくのか、舞台ファームの挑戦から目が離せません。
出典 : 舞台ファーム 代表取締役社長 針生信夫｜機関誌Works 連載｜ https://www.works-i.com/works/series/local/detail016.html