米海軍が野心的に立ち上げた新型フリゲート、コンステレーション級は、建造開始から2年を経ても完成度はわずか10%という状況です。
契約からは5年が経過し、デザインもまだ最終決定されていません。
当初はFREMM設計の85%を維持して、2026年の就役を目指していましたが、現在は共通性はたったの15%まで減少。
予定した倍以上の重量増加も発生し、海軍は一部の要求を下げる可能性に迫られています。
一方で、主力艦であるアーレイ・バーク級駆逐艦の建造も遅延しており、
コストは予想を大きく超えています。
更に次世代駆逐艦DDG-Xの建造開始も2032年から最低でも2年は遅れる見通し。
海軍の艦艇計画には遅延とコスト超過が常となっており、予算面でも大きな課題が残されています。
米国の海上戦力は計画遅れで今後どのような影響を受けるのでしょうか。
野心的な計画の実現は可能なのか、注目が集まります。
出典 : 米海軍の酷すぎる艦艇調達、設計が決まらず、建造が遅延し、コストが上昇 https://grandfleet.info/us-related/u-s-navys-disastrous-ship-procurement-indecisive-designs-construction-delays-rising-costs/
