東京中心部の高級オフィス賃貸市場、価格上昇の波

クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドの最新の報告によると、2025年第1四半期における東京の中心五区(千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区)におけるグレードAのオフィスの賃料が大幅に上昇しました。建設コストの上昇に伴い、新しい供給の要求賃料が押し上げられ、これが市場全体の賃料の高騰を引き起こしています。
年初から3月までの期間で見ると、五区の想定できる達成賃料は平均で年間81.86ドル/平方フィートと前年比で6.1%の増加を見せています。一方、希望賃料は平均で年間87.18ドル/平方フィートへと4.5%上昇しました。
また、五区の空室率は2.8%に低下し、前年の4.3%から改善。供給可能率も前年の6%から4.2%に低下し、追跡されている35のサブマーケットのうち、13では空室率が1%未満となっています。
建設費用の激増とともに、オフィス関連の雇用は安定しており、今後2年間で年間約2万人の労働力が増加すると見込まれています。どうやら、高品質なオフィススペースへの需要は堅調のようで、2026年には新たな供給が限られることから、グレードAのオフィスの空室率は再び低下すると予想されています。

出典 : Central Tokyo Office Rents Surge as Construction Costs Rise https://www.mingtiandi.com/real-estate/research-policy/central-tokyo-office-rents-surge-as-construction-costs-rise/

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そしきLab編集部

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