CBREのアジア商業用不動産投資市場の調査によると、日本は今年第1四半期の取引量の36%を占め、クロスボーダー投資家にとっても圧倒的に人気の市場となっています。86%の回答者が、日本への関心を「非常に強い」または「かなり強い」と評価しました。
これらの結果は、外国投資家にとって長い間「安全な避難先」と見なされてきた市場の強い魅力を強調しています。政治的安定性、政策の予測可能性、また不動産市場の流動性と深みが特に重視されている時期です。
日本の低い借入コストと高いローン対価値比率は、資産保有コストを上回るリターンを投資家にもたらします。ただし、家賃収益と国債利回りの間のスプレッドの縮小は価格面での魅力を減じています。
加えて、2021年初期から約38%下落した安い円は、海外からの観光ブームを促しています。JLLのデータによると、昨年のホテル投資活動は投資総活動の20%を占め、2021年の5%から増加しています。
出典 : The View | Japan and Singapore show even property safe havens are not problem-free https://www.scmp.com/opinion/asia-opinion/article/3312696/japan-and-singapore-show-even-property-safe-havens-are-not-problem-free
