新卒の就職活動が、学生側・企業側双方で大きく変わりを見せています。学生は就活開始時期を早め、仕事とプライベートの両立や柔軟な働き方に重きを置くようになりました。一方、企業は採用工数の増大と内定辞退者の増加に直面しています。
採用された人材では、リモートワークやデジタルスキルが求められる一方、積極性やリーダーシップが低下していると感じられています。
さらに、インターンシップの重要性も増し、その経験が就職においてより重要な判断材料となっています。
企業は今、採用方法のみならず、新人育成の考え方にも変革が求められています。採用を終点とせず、育成への接続点として利用する手法が注目され、具体的な施策の例としては、入社後の面談の充実や、面接時の評価を研修に活かすなど、人材育成へのつながりを重視したアプローチが求められています。
これからの時代に適応した採用・人材育成戦略が、企業の成長に不可欠となってきているのです。
出典 : 新卒就活の変化に関する定量調査 https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/job-hunting/
