労災とは、仕事中に起こる怪我や病気のことです。仮に労災が発生した場合、
事業主は労働基準法に基づいて、被害を受けた労働者に対して補償をする責任があります。
しかし、労災保険に加入している場合は、保険給付により、事業主の責任は免除されます。
ただし、事業者が労働者の過重労働を放置していた場合など、
注意義務違反があるとみなされた時には、別途民法に基づく損害賠償を請求されることも。
この場合、労災保険から補償を受けている分は損害賠償の額から差し引かれ、
二重補償を防ぐ仕組みになっています。労災について知っておくことで、
万が一の時に備えることができます。
出典 : 「カスハラ」による心理的負荷も対象に 過労死、精神障がいなど労災認定基準の近年の改正ポイント https://www.g-soumu.com/articles/98050131-c84b-45b1-9ef1-6c654936cce7
