そしきLab編集部 長崎県佐世保市の株式会社長崎地研は、従業員の負荷軽減と労働環境改善に注力しています。以前は雇われ社員だった村山泰治社長の「自分が社員だったらイヤだと思うようなことはしない」という方針の下、従業員の長時間労働を見直し、週休2日制の導入や残業時間の適正管理を進めてきました。
また、社員の負担が大きい案件は慎重に対応し、必要に応じては見送る決断もしています。対話を通じて第三の解決策を見出し、発注者との良好な関係を築いています。
さらに、ITツールやクラウドを積極的に活用することで業務効率化を図り、社員に「新しいことに触れる」機会を提供するなど、時代に取り残されない組織作りを目指しています。これらの取り組みにより、離職率の低減と若手の定着が実現しており、中小企業のモデルケースと言えるでしょう。
出典 : 従業員第一で業界の悪しき慣習を変え、それでも変えづらい部分は隠さず伝える――株式会社長崎地研｜研究プロジェクト｜ https://www.works-i.com/research/project/small-and-medium-enterprise/local03/detail001.html