副業としての趣味、喜びを失うリスク

かつて趣味で楽しんでいた活動が、EtsyやInstagramなどのプラットフォームを通じて収入をもたらす副業へと変わりつつあります。アメリカでは、若者の約半数が副業を持っているとのデータもありますが、経済的な不安定さの下で、副業に頼らざるを得ない現状も見え隠れします。

撮影が趣味であるグレースは、趣味を楽しむ時間を大切にしていますが、「趣味を収益化することで趣味がなくなる」という悩みも抱えています。趣味を生業にした場合、税金や簿記などの負担が増え、燃え尽き症候群になりやすいとも指摘されています。

それでも、ワイルドのように趣味を継続し、バランスを見つけることで将来への希望を感じている人もいます。趣味を副業に変える選択は、収入を得る一方で、喜びや癒やしを失うリスクもはらんでいます。

出典 : 米国人の40%が副業あり。趣味を副業に変えた人たちを襲う、思いがけない“副作用” https://www.businessinsider.jp/article/hobbies-death-side-hustles-remote-work-job-market-economic-precarity-2023-7-b/