富山市に立地する十全化学の新社屋は、周囲の自然と文化を生かして社員の憩いの場を提供することを目指して建設されました。
L字型の建物は敷地の形状に合わせ、近隣住民の暮らしを尊重し、公園とも調和するデザインです。
エントランスロビー、ワークエリア、食堂、管理部門、ミーティングスペースは各階に設けられ、中央の垂直動線によって効率的につながっています。
建物の外周部分はガラスで覆われており、自然光が室内に溢れる造りになっています。
また、周囲の景色と調和するバルコニーは社員がリフレッシュする場として、また環境調整の役割も担っています。
内装は針葉樹のルーバー使用し、自然に根ざした温かみのある設計が施されています。
防災面でも工夫がされ、洪水のリスクに備えたピロティの下も、歴史感じさせる木ルーバーで整えられています。
緑豊かな富山の森林を連想させる植栽は、社員はもちろん、地域住民や訪問者にも開かれた空間を提供しています。
出典 : 十全化学本社社屋 / キー・オペレーションが設計した社屋 / 新築 – 富山県富山市木場町1-10Juzen Chemical Corporation Head Office Building / Company building designed by KEY OPERATION / New building – 1-10 Kibamachi, Toyama-shi, Toyama, Japan Principal use: Company facility |建築・インテリアの事例・プロジェクト| https://mag.tecture.jp/project/20250310-juzen-chemical-corporation/