日本IBMの変革 – ラインマネージャーは「ありがとう」の文化をどう醸成するか

日本IBMでは、課長職をラインマネージャーと呼び、管理から自律へと役割を変化させています。
彼らはメンバーのモチベーションを高め、チームの前進を支援します。例えば、年初のチェック・ポイントでメンバーと目標を話し合ったり、リモートワークでもコミュニケーションツールを駆使して進捗を共有します。
また、キャリアコンサルタントの資格を得て、メンバーのキャリア開発に注力しているラインもいます。

企業文化の醸成には、ラインや経営層が積極的に関わり、感謝を伝え合う「ありがとうの文化」を根付かせることが重要です。
それにより、チーム全体で協力し、大きな成果を出すための結束力やモチベーションが高まるでしょう。
このような取り組みにより、日々の「ありがとう」が組織を活性化し、未来のマネジメント像を形作っていくのです。

出典 : マネージャーは「管理」だけの役割から、「自律型チームの醸成」に――日本アイ・ビー・エム｜研究プロジェクト｜ https://www.works-i.com/research/project/management/change/detail010.html