日本でも2000年代に導入が始まったフリーアドレス制は、個人の専用デスクをなくし、自由に席を選べる制度ですが、新型コロナ問題で再び注目されました。しかし、社員間の交流を活性化させ創造性を高めるという目的からは、徐々に本来の目的を見失い、部署内連携の問題や席の固定化などで、逆に業務効率が落ちるケースが明らかになりました。
それに対し、最近注目を集めているのがABWという新しいオフィス形態です。ABWではオフィスをいくつかのゾーンに分け、作業内容に応じた場所を選べます。この柔軟性が、今の働き方にフィットするとして、変化する職場環境において注目されています。
仕事内容に合わせた場所で作業を行うことで、パフォーマンスの向上が期待されるABW。今後のオフィス環境に変革が求められるなか、その働き方とはどのようなものなのか、詳しく知っておく価値はあるでしょう。
出典 : オフィスのフリーアドレスは非効率、スペースの多様化がこれからの主流に? https://news.goo.ne.jp/article/manegy/business/manegy-11097.html