そしきLab編集部 ノースカロライナ州では、以前は「ダウンゾーニング」と呼ばれる開発密度を下げたり、許可された土地利用を縮小したりする地域の変更によって、土地の価値が守られ、最も適切な利用が促進されていました。だれでも地区のゾーニング変更を提案でき、通常、地方政府はこれを立法上の権限で決定していました。しかしこの慣行が2019年の法改正により一変しました。
新たに定義されたダウンゾーニングは、地方政府が土地所有者の書面による同意なしには強行できなくなりました。これにより、土地利用と開発の在り方に大きな影響を及ぼす可能性があります。地方政府はゾーニング規制を変更する自由が大幅に制限され、土地所有者には対象となる変更に対する権限が強化されました。
この新法は、地方政府と土地所有者双方にとって課題をもたらし、地域の計画や開発プロセスに影響を与えることでしょう。
出典 : The North Carolina General Assembly’s Partial Withdrawal of Zoning Authority Delegated to Local Governments https://natlawreview.com/article/north-carolina-general-assemblys-partial-withdrawal-zoning-authority-delegated