パーソル総合研究所の調査によると、正社員の副業実施率は2018年の10.7%から微減した後、2025年の調査で11.0%と逆転上昇しました。
この増加の背景には、副業受け入れ率の増加、副業と本業とのアンマッチの解消、新たな技術の台頭があります。特に若年層が副業を活発に行っており、彼らにとって副業は単なる収入の補填以上の意味を持ち始めています。
自らのスキルや市場価値を試し、キャリア形成をする場となっているのです。企業にとっても、従業員の留まり方だけでなく、彼らが自分のキャリアを積極的に築けるような魅力ある環境を提供することが求められています。
出典 : 副業推進の質的転換点―副業は「キャリアの自己防衛」の手段へ https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/thinktank-column/202510280001/
