更年期は、40~50代の労働者に一定の割合で見られ、その健康課題が生産性低下や離職といった経営リスクにつながっています。特に女性は更年期障害により仕事に支障が出る日数が月に6~11日と多く、男性もうつ傾向などの症状があります。
企業は更年期での離職を防ぎ、生産性を保つため、性別を問わず日常的な支援が必要です。特別休暇だけでなく、勤務時間や休憩に柔軟性を持たせ、作業環境の改善をすることが有効です。職場全体で更年期の健康課題を機敏に捉え、主体的に支えることが企業の持続的な発展に繋がります。
出典 : 更年期の健康は職場の問題―経営リスクとして企業が今取り組むべき理由 https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/thinktank-column/202508280001/
