そしきLab編集部 DXに向けた「digitization」から「digitalization」、そしてDXへの三段階理論は広く語られていますが、それが本質的に正しいのかが問われています。
初めにdigitizationとは単なる電子化ではなく、コンピューターが解釈可能な形式への変換を意味します。
次に、digitalizationはデジタルの力で業務の効率化や自動化を図るステップです。
一方でDXは、その名の通り、ビジネスプロセスやモデルを大胆に変革し、デジタルを活用した新事業を創出します。
しかし、効率化や自動化が本当にビジネス変革に繋がるのか、両者の関連性に疑問が投げかけられています。
効率化がもたらす局所最適化が、組織全体の変革を妨げているとの見方もあります。
そうした深い問いを持ちながらも、有識者の示唆に富むアドバイスを受けて、思考の幅を広げていくことが、DXへの理解を深めるためには必要です。
出典 : そもそも「digitization → digitalization → DX」という流れは本当なのか【第5回】 https://dcross.impress.co.jp/docs/column/column20250703/004245.html