江口氏によると、ジョブ型人材マネジメントの実現には3つの「壁」がある。まず、「第1の壁」は、報酬制度などを含む人材マネジメントシステムの再構築が必要である。内部の公平性から外部競争力に重きを置いたマネジメントへの転換、従業員と会社の関係の変化が求められる。
「第2の壁」では、人事部門自体の変革が必要となり、採用や異動などの人事機能を、ルールに基づき効率よく実行し、またそれを柔軟に統合する役割にシフトすることが求められている。
最終的に、事業戦略に合わせた人材マネジメントを行うためには、「第3の壁」として、人事権の移譲が現場において重要となる。これによって、各事業部のビジネス状況や人材市場を考慮した人材管理が可能になる。
出典 : 【イベントレポート】タレントポートフォリオマネジメントで、日本企業に最適な人材マネジメントを実現する | インサイト | アビームコンサルティング https://www.abeam.com/jp/ja/insights/126/
