柏木研究主幹が大阪のイベントにて「税務行政のデジタル化と公共分野でのブロックチェーンの活用」というテーマで講演しました。
税務行政の進展として、国税庁の電子申告システムの改良や、30年ぶりに再構築されたITシステムの紹介がありました。
これにより、税務調査の効率が向上、申告漏れや追徴課税の発見が増加しており、過去最高の記録を更新しています。
また、暗号資産への適正な税制の適用がみられ、国際的にはOECDの枠組みにおいて情報交換が強化されております。
さらに、デジタル変革が進む中でのエネルギー安全保障の課題も指摘されました。
ハンガリー国税庁からの質問に対し、柏木主幹は税務行政のデジタル化の成果と課題、デジタル技術と税務監査の専門知識の融合、クラウドベースへのアーキテクチャ移行の重要性を論じました。
税務データのセキュリティや新技術を融合させた新しいサービス提供に向けた戦略が語られ、デジタル化が税務局の更なる効果的活動への道を開くことが述べられています。
出典 : Financial education and digital transformation in changing times 講演報告 https://cigs.canon/event/report/20250814_9156.html
