東京におけるグレードAオフィス市場の最新レポートが発表され、賃料が前四半期に比べ1.4%増、前年同期比で4.9%の上昇を記録しました。一方、赤坂・六本木と大手町・丸の内の賃料も伸びを見せています。
2025年第1四半期のキャピタルバリューは、前四半期に比べ3.0%、前年同期比で8.3%も上昇しており、賃料の継続的な上昇と前四半期から変わらないキャップレートに支えられています。
特筆すべき取引としては、日本生命保険が大手町ワンタワーを取得したことが報告されています。さらに、大型製造企業の業況判断指数が下がり、一方で非製造業の指数は訪日需要の影響で上昇しています。
グレードAオフィス市場の空室率は前年比で大幅に低下し、新たに5棟のグレードAオフィスビルが市場に登場しました。今後の見通しとして、賃料とキャピタルバリューのさらなる上昇が予測されており、市場の活況が続くことが期待されています。
出典 : Tokyo Grade A office rents rise for the fifth straight quarter in Q1 https://realestateasia.com/commercial-office/news/tokyo-grade-office-rents-rise-fifth-straight-quarter-in-q1
