そしきLab編集部 2025年の世界経済は、変化し続ける地政学と貿易政策の環境によって大きく動いています。不動産市場は第1四半期において比較的に強靭さを保ちましたが、不確実性の高まりがビジネスの信頼感をおびやかし、サプライチェーンに焦点が当たるようになりました。大半の主要市場は今年、成長を見込んでいますが、それはアメリカの貿易政策や、世界各国の貿易、財政、金融政策の対応に左右されます。
第1四半期のオキュパイア（物件使用者）活動は市場や物件の種類によって様々でした。多くの工業や小売業のテナントは、新たな関税が供給網や運営に与える影響を見直しています。一方、グローバルオフィスの貸し出しは持ち直しており、2024年第1四半期から、3つの地域すべてで活動の増加が見られました。
出典 : Global Real Estate Perspective, May 2025 https://www.jll.com/en-in/insights/market-perspectives/global