そしきLab編集部 AGCグループにおいて、過去に不適切な品質検査を行わずに製品を納入する問題が発覚しました。この原因としては、人手不足やコミュニケーションの不全が指摘されています。これを契機に、同グループではチーフコンプライアンスオフィサーの新設、品質監査の強化、社内報告システムの見直し等、再発防止に向けた取り組みを進めています。
不正を防ぐためには、どんな小さな問題も経営トップへ速やかに報告する風土の醸成が欠かせません。AGCグループは、内部統制の厳格化を通じてその課題に取り組み、透明性の高い企業運営を目指しているのです。
出典 : AGCグループ／社内調査で不正の背景を解明 悪い情報ほど迅速な報告を徹底｜機関誌Works 特集｜ https://www.works-i.com/works/special/no187/organizational_fraud-14.html