労働力の不足が叫ばれる昨今、若手人材の採用と定着は企業にとって喫緊の課題ですが、20代のメンタルヘルス不調による休職や離職が増加していることが問題となっています。
パーソル総合研究所の調査によると、過去3年間で約5人に1人の20代が、「日常生活が困難なレベル」のメンタルヘルス不調を経験しており、特に20代女性でその割合が高いことが分かっています。
また、この不調が原因で退職する割合も高く、20代の退職率は他の年代に比べて突出しています。
周囲への影響も無視できません。部下や同僚のメンタルヘルス不調対応による業務負担が大きかったと答えた管理職は多く、他の社員も業務のしわ寄せによって疲弊し、新たなメンタルヘルス不調者が出るという悪循環に陥っています。
人事担当者は、この実態を把握し、職場のメンタルヘルス対策に一層の注意を払う必要があると言えるでしょう。
出典 : 20代若手社員のメンタルヘルス不調増加が企業に与える影響 https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/column/202502210001.html
