近年、多様な働き方の普及により、安心から信頼に基づく職場づくりが求められています。
グローバル企業の中には、オフィスへの出社促進が進む一方、日本ではテレワークなどが引き続き許容されています。
しかし、上席主任研究員の井上亮太郎によると、非対面でのコミュニケーションによるマネジメントの課題が提起されており、職場での「信頼」が重要性を増しています。
実際のデータによると、部下の職務遂行能力への期待が管理職にとって重要であり、部下もそのように感じています。
ただ、管理職と部下では自分自身が信頼されていると感じる「被信頼感」の平均値は低い傾向にあります。
これからの職場では、相互の信頼関係の構築と維持が、組織の結束強化や効率的な意思決定につながり、組織戦略としての価値を持つことが見込まれています。
本コラムでは、信頼に基づく職場づくりの重要性と、信頼関係のらせん構造について研究成果を交えて紹介しています。
出典 : 「安心」から「信頼」に基づくマネジメントへの転換 ~上司と部下の信頼関係構築のヒント~ https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/column/202503110001.html