株式会社パーソル総合研究所と九州大学の共同研究から、テレワークなどの新しい働き方が広がる中で、職場の信頼関係が如何に重要かが明らかになりました。
信頼関係の形成は、上司が部下を信頼することから始まり、その信頼感が部下に伝わることで、さらに信頼が深まるという「信頼のらせん関係」が提唱されています。
この関係は、相互の期待と支援が循環することで強化され、結果として組織の業績向上にも寄与することがわかりました。
また、リーダーのサーバントリーダーシップやメンバーのオーセンティシティが信頼形成に重要とされています。
信頼関係を高めるために、1on1ミーティングや能動的な行動、自己開示が有効とされており、それぞれが職場の信頼関係構築にどう貢献するかを具体的に示しています。
これからの職場作りに、新しい信頼関係のメカニズムは大きな示唆を与えてくれるでしょう。
出典 : 「上司と部下の信頼関係に関する研究」を発表上司・部下の信頼関係、52.4%は部下の片思い https://rc.persol-group.co.jp/news/202502131000.html