そしきLab編集部 オックスフォード・エコノミクスの予測によると、大阪市の実質GDPは2024年と2025年にそれぞれ0.4%の成長が見込まれています。
賃貸市場においては、JLLの報告書によると、国内需要の堅調さと近く開催の関西万博の影響でオフィススペースへの需要が高まっており、企業の士気も上がっています。
しかし、高額な賃料を払える大企業は少なく、新しいハイスペックのオフィスビルには空室が目立っています。
新大型物件のテナント獲得進行は、既存の高額賃料物件に圧力を与えており、2024年第3四半期から2025年第3四半期にかけて賃料の徐々な下落と空室率の上昇が予測されています。
また、投資市場では特にホテルとオフィスセクターが盛り上がり、取引量の拡大が期待されています。
企業の積極的なキャピタル投資によりオフィス需要が拡大し、空室の埋まりが進んでいることも、大阪の不動産市場の活況に寄与しています。
出典 : Osaka to see rising office vacancy rates until Q3 2025 https://realestateasia.com/commercial-office/news/osaka-see-rising-office-vacancy-rates-until-q3-2025