近年の新卒採用では、高校卒の求人倍率が大学卒を大きく上回り、とくに工業高校では企業の強い採用競争が起きています。この記事は、こうした人手不足が賃金にどう影響しているかを、学歴別・職種別に分析したものです。
その結果、高校卒が多く就く生産工程の仕事では、若い世代の年収が大きく伸び、大学卒との差がかなり縮まっていました。一方で、大学卒が多い専門職や事務職でも賃金は上がっていますが、高校卒の伸びのほうが目立つ場面があります。
さらに注目すべきなのは、大学に4年間通うあいだの「働けたはずの収入」を、就職後に取り戻すまでの年数が長くなっている点です。進学の価値そのものを否定する内容ではありませんが、進学と就職をどう選ぶかを考えるうえで、とても示唆に富む内容です。
出典 : 「大学進学」は割に合うか―学歴別賃金の最新状況|ワークス労働市場分析|コラム| https://www.works-i.com/column/labor-market/detail013.html
