大阪湾と大屋根リングが交わる場所に建つこの施設は、木の土台の上に空気膜の屋根をのせた、環境に反応するユニークなトイレです。内部には男女別トイレやバリアフリートイレ、ジェンダーレストイレが中央空間を囲むように配置され、利用者は手洗い場やホールから屋根の動きを感じられます。
この膜屋根は、風が強いとふくらんで耐え、風が弱いと自然に揺れて送風の負担を減らします。さらに暑い日は屋根に水をためて冷やし、その後ふくらませて水を流す仕組みも備えています。にぎやかな万博会場の中で、自然の変化を静かに感じながらひと息つける、未来の建築のあり方を示す空間です。
出典 : レスポンシブ・ストラクチャー EXPO2025大阪・関西万博 “トイレ3” / new building office – TECTURE MAG(テクチャーマガジン) | 空間デザイン・建築メディア https://mag.tecture.jp/project/20260527-expo2025-toilet-3/
