「ウチダシステムズフェア2023 -つぎの一歩を、一緒に- 東京」レポート

はじめに

2023年9月26日(火)~27日(水)、ウチダシステムズはビジネスイベント「ウチダシステムズフェア2023」を開催、2日間で延べ1,000名のお客さまにご来場いただきました。

今回のフェアのコンセプトは「つぎの一歩を、一緒に」。

昨今の働き方の変化を「新たなステージのための進化」と前向きにとらえ、お客様と「つぎの一歩を、一緒に」歩むパートナー企業でありたいという、ウチダシステムズの願いと姿勢が込められています。

本フェアでは多彩な登壇者を招いてのセミナー、70を超えるパートナー企業による体験型展示ブースをご用意しました。また会場の中心にはアンケートスペースを設置、普段はリモートになりがちな社員とリアルな場で交流いただき、活発な意見交換を行わせていただきました。

ウチダシステムズフェアとは?

ウチダシステムズが企画・実施・運営するビジネスフェアです。ウチダシステムズの業務・理念を知っていただくためのパネル掲出と社員によるアテンド、「オフィスの設計・運営」や「空間構築」「社内環境の向上」などのソリューションを提供する展示・体験型ブース、著名人をお招きしてのビジネスセミナーの実施など、多彩な催し物をご用意しております。

各ブースの紹介

展示スペースでは「空間構築」「文教」「福祉」といった3つのセクションに別れ、約70社がブースを展開。そんな中で特に注目を集めたブースを下記にてご紹介いたします。

オフィスグリーン

オフィスにグリーンを取り入れることで、リラックス効果や作業効率の向上といった効果があることは、もはや周知の事実でしょう。「人は本能的に自然との結びつきを求めている」という概念をもとに、オフィス緑化環境を提供する「オフィスグリーン」ブースを展開しました。来場者の中にはホッとしたような瞳で緑を眺め、その効果を実感している人の姿も見られました。

Xis-Frame(エクシスフレーム)

間仕切りで新たな価値を創造する間づくりカンパニー、コマニー株式会社のブースでは「人と人とを繋ぐ、Team’s Landmarkの間づくり」をコンセプトに作られた「Xis-Frame(エクシスフレーム)」の実物展示が行われました。フレームによって構築される緩やかなコミュニケーションスペースを実際に体験した来場者からは「部屋のようで解放感もある。新しい空間感覚だ」などという声もあがっていました。

Atrium(アトリウム)

小松ウオール工業株式会社のブースでは、個室ブース「Atrium(アトリウム)」の体験会が実施されました。ブース内部には高性能な吸音パネルが貼られており、高い遮音性を実現。中の声が外に漏れないという不思議な体験に、多くの来場者が高い関心を示していました。

VUEVO(ビューボ)

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社のブースでは、会議中の会話などをリアルタイムで視覚化し、聴覚障害や聞こえにくさがある人と聴者のコミュニケーションをスムーズにするソリューション「VUEVO(ビューボ)」の体験展示が行われました。ブースを訪れた来場者は自分の話した言葉が即座に文字となり共有されるという説明に、熱心に耳を傾けていました。

セミナー

今回のフェアでも、2日間にわたってさまざまな業種・職種のスペシャリストを登壇者として招いたセミナーを実施しました。ここではその一部をご紹介します。

「中堅中小企業がSDGsに取り組むメリットと具体的事例」

さまざまな企業のSDGs事業に参画された実績を持つ、未来創造サポート代表 一般社団法人日本あんしん生活協会代表理事の寺島義智様にご登壇いただき、そもそもSDGsとは?といった基礎から、企業としてSDGsに取り組むことのメリット・取り組み方の事例といった実践的内容まで、幅広くお話ししていただきました。途中、近くに座った方と話し合って答えるクイズコーナーも開かれ、SDGsについて活発な意見交換が行われていました。

「勝つリーダー、負けるリーダー」

スポーツ解説者の二宮清純様は、これまでに二宮様が実際に会って話を聞いたスポーツ界の著名人の金言をもとに、企業における「リーダー」の在り方についてお話しいただきました。お話の中では誰もが知っているようなビッグネームも飛び出し、観覧席からは「おおっ!」と驚きの声もあがっていました。

「10年後の未来のために、社会福祉法人がすべきこと、社会福祉法人だからできること」

社会全体の在り方が大きく変わりつつある今において、「公益法人たる社会福祉法人はどうあるべきか、どうしていくべきか」についてお話しいただいたのは、東京都手をつなぐ育成会 常務理事の仁田坂和夫様、横浜社会福祉協会 理事長の小林進様、株式会社デジタル・アド・サービスの村田尚武様です。社会福祉法人には大きく視点を変えることが求められており、さらにその変わった視点をもとにどのようなチーム作りをするべきか、などといった社会福祉法人が歩むべき未来について、多彩な事例を交えてご紹介いただきました。

来場者の声

ここでは「ウチダシステムズフェア2023」に来場いただいたお客様からの感想をいくつか紹介します。

「オフィスの移転を計画しており、新オフィス用の什器を見たくて訪れた。目当てのwebブースだけでなく、さまざまな設備を実際に触れて体験できたことが非常に役に立った」

「ウチダシステムズのことをオフィス構築の会社だと思いこんでいたが、幅広い分野で事業展開していることをフェアで知った。社内の問題解決に役立つ展示を見つけたので、後日担当者に相談してみようと思う」

「ウチダシステムズの社員が多くのお客様を笑顔でアテンドしていた。さまざまな会社と良好な関係を築いている姿に感心し、信頼感が増した」

「セミナーを目的に来場したが、体験型の展示ブースに興味を持った。特に、弊社が福祉関連の新規事業案件を受注したばかりで、パートナーとして協力できる会社を見つけたことは大きな成果だと感じた」

このような素晴らしいコメントを多数いただきました。

終わりに

リモートワークに関するテクノロジーが進化し、ビジネスシーンにおいて「どこでも仕事ができるし、してもよい」という新たな常識が浸透しています。出社が絶対的な価値観ではなくなった今、企業にはこのような大きな変化に適応する能力と環境が求められています。

今回、たくさんのお客様に直接話しを聞くことができ、変化に対する悩みや課題、新たなアイデアに触れたことで、改めてお客様と一緒に歩むパートナー企業としての使命を強く感じました。

このたびは非常に多くの皆さまにご参加いただき、フェアは大盛況のうちに無事閉幕となりました。
次回のフェアについても多くのお客様に問い合わせを頂き、大変喜ばしく感じております。

ご参加いただきました皆さまにおきましては、お忙しい中ご足労いただきましてありがとうございました。 社員一同、またフェアにて皆さまとお会いできることを心より願っております。


組織力の強化や組織文化が根付くオフィス作りをお考えなら、ウチダシステムズにご相談ください。

企画コンサルティングから設計、構築、運用までトータルな製品・サービス・システムをご提供しています。お客様の課題に寄り添った提案が得意です。

この記事を書いた人

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そしきLab編集部

ウチダシステムズのスタッフを中心に、組織作りや場づくりについて議論を交わしています。業務の中で実際に役に立ったことなどを紹介していきます。