ロサンゼルス市は、ダウンタウンにおいて2億ドルをかけた新しい開発計画「第4&セントラル」を発表しました。
このプロジェクトは、4丁目とセントラル通りの交差点付近で、高層住宅複合体の建設を含む、多数のビルを建設する予定です。
総計1,589戸の住宅の提供を予定しており、その中には約250戸の手頃な価格の住宅も含まれます。
また、オフィスビル3棟と共に、地上階に商業スペースと駐車場を設置する計画です。
もともと44階建てとされていた住宅ビルは30階建てに規模縮小されましたが、新設計ではユニット数が足りない分を補うため、新たなタワーが計画されています。
住宅タイプも、販売用コンドミニアムから賃貸ユニットへと変更され、販売用の住宅は123戸に、賃貸ユニットは1,444戸へと増えています。
一方で、当初計画にあった68室のホテルはプランから削除されました。
開発を進めるContinuum Partners社は、周辺地域のコミュニティと協議を重ね、計画に重要な調整を施すとともに、高層混合使用プロジェクトの持続可能性に向けた野心的な目標を示しています。
また、環境リーダーシップ開発プロジェクトとして認定され、環境品質法の下での法的な挑戦による遅延を軽減するようにしています。
しかし、Skid Row地区やリトル東京の住民からは、この新開発がジェントリフィケーションを加速させる可能性があるとして反対する声も上がっています。
Continuum Partners社はアーツディストリクトの建築ブームにも関与し、2021年にはSixth Street Viaduct近くにオフィスビルを完成させました。
プロジェクトはまだ市の承認プロセスを終えてはいませんが、その潜在力には大きな注目が集まっています。
出典 : $2-billion Fourth & Central development takes a haircut https://la.urbanize.city/post/2-billion-fourth-central-development-takes-haircut