日本の会社では、生え抜き社員の方が有利で、中途入社者は出世しにくいと言われがちです。ですが、11年分の調査データを使った分析では、その見方は少し単純すぎることが分かりました。
中途入社者は、たしかに「役職なし」や「係長・主任クラス」といったキャリアの早い段階では不利になりやすく、特に管理職ルートでは課長や部長への昇進でも差が残ります。
一方で、専門職ルートでは事情が異なります。上の役職になるほど差は小さくなり、部長クラスでは中途入社者の方が有利になる結果も見られました。
つまり、大切なのは「中途入社かどうか」だけではなく、どの段階にいて、管理職と専門職のどちらの道を進むのかという点です。中途入社の評価のされ方を、データから分かりやすく読み解いた内容です。
出典 : 生え抜きは中途入社者よりも優遇されているのか―役職を用いた分析|研究プロジェクト| https://www.works-i.com/research/project/recruitment-training/dms/detail002.html

