職場環境や待遇への不満から、激しく仕事を辞める「レイジ・クイッティング」や、反動で積極的に転職活動を行う「レイジ・アプライング」が、特にZ世代を中心に増えています。
パンデミック以降、リモートワークの普及などにより、職場経験や求められる仕事の満足度に変化が現れ、不満が高まっています。「リベンジ・クイッティング」という、計画的に良い職場を目指す退職も出てきました。
Z世代は従来の世代と違い、仕事に対する価値観や経済状況が異なるため、不満を抱え我慢するより、自己のキャリアを積極的に選択しています。会社側が優秀な人材を維持するためには、従業員がキャリアを主体的に選べる環境を整えることが求められます。
出典 : 第13回 Z世代に広がる新たな「辞め方」「わがまま」と受け止めていてはすれ違う|機関誌Works 連載| https://www.works-i.com/works/series/from_usa/detail013.html