博多旧市街の中心に位置し、発展する現代都市と歴史が絡み合う敷地に新たな集会施設が誕生しました。この地はかつて工業地域であり職人の町として栄えていましたが、
今ではその技が使われることは少なくなっています。しかし、この新しい建築は、九州内の職人たちの技を集め、現代の構法にそれらを取り入れています。
櫛田神社の北神門に隣接するこの施設は、境内の尊厳を保ちながら、建築と場の一体感を出すことを目指し、
日々の暮らしが神仏に灯火を捧げるような「灯明」としての建物として生まれ変わりました。
この場所から発信される歴史と職人技の粋を感じてみてはいかがでしょうか。(要約:高木正三郎)
出典 : 宮前迎賓館 灯明殿 / 設計+制作/建築巧房が設計した集会施設 / 新築 – 福岡県福岡市博多区上川端町1-35The reception hall Tomyoden / Commercial facility designed by sekkei+seisaku/kenchikukooobooo / New building – 1-35 Kamikawabatamachi Hakata-ku, Fukuoka-shi, Fukuoka, Japan |建築・インテリアの事例・プロジェクト| https://mag.tecture.jp/project/20250311-the-reception-hall-tomyoden/