アジア太平洋地域の不動産市場が活況、新たな投資の波

アジア太平洋地域で、収益を生む不動産取引量が昨年に比べ6%増の346億ドルに上りました。
世界の投資家たちは、2023年の後退から立ち直り、商業不動産への関心を再び高めています。特にオフィス、工業用地、小売不動産の取引が増加し、過去2年間低迷していたオフィスセクターが19%の増加を見せ、活気を取り戻しています。

一方で、ホテルの取引は26%減少しましたが、データセンターや生命科学、R&D施設などの代替資産に対する投資家の食指は強く、特にシンガポールでの取引が目立ちます。
2023年の全年間取引をすでに上回るデータセンター取引があり、韓国では最大規模のデータセンター取引が行われました。

不動産投資のグローバル動向を把握する上で、このような売買活動の情報は非常に価値があります。アジア太平洋の市場では、今後もこの動きが持続するかが注目されています。

出典 : APAC Real Estate Investment Rose 6% in Q3: MSCI https://www.mingtiandi.com/real-estate/research-policy/apac-real-estate-investment-rose-6-in-q3-msci/