そしきLab編集部 ビンガムトン大学のデッカー看護健康科学カレッジが、世界が温暖化しCOVID-19が記憶に新しい中で、災害対応能力の重要性を高めています。同大学では、マスター課程の公衆衛生プログラムの一環として、ラシーマ・ライト氏やマックス・ゴールドファーブ氏などの卒業生が
災害管理のクラスを受講し、その知識を地域社会の危機対応に活かすスキルを磨きました。ゴールドファーブ氏は、ニューヨーク市の緊急管理部で、平時と緊急時の計画立案やコミュニケーションの調整に関する重要な役割を担っています。
このプログラムでは、災害管理の現場で実際に直面する問題についても取り上げており、コミュニケーションの欠如が頻出する点に焦点を当てています。また、永続的な危機にも目を向け、
気候変動や感染症、オピオイド危機などが、従来の災害同様に重要であることを教育しています。ライト氏は、災害が遠くの問題であるかのように見えるものが、あっという間に身近な問題となる可能性を指摘し、
準備とは絶え間ない評価であると述べています。プログラムを通じて、生徒たちは危機に備えることの大切さと、仲間との連携の価値を学び取っています。
出典 : Controlled chaos: How Binghamton students prepare for crises – Binghamton News https://www.binghamton.edu/news/story/5202/controlled-chaos-disaster-management-program-prepares-students-for-crises