そしきLab編集部 サヴィルズの報告によると、日本の地域別の投資グレードオフィス市場が過去半年間で強い回復を見せました。特に、大阪、名古屋、福岡はそれぞれ賃料が2.2%、0.9%、0.2%の半期比成長を記録しました。
同時に、福岡、名古屋、大阪の投資グレードの空室率は、それぞれ1.4ポイント、0.8ポイント、0.1ポイントの減少を見せています。
さらに、すべてのグレードのオフィス市場も、過去半年間に好ましい軌道を維持しており、地方市場すべてが半期ごとの賃料上昇を享受しています。札幌は、2.7%の賃料増加と最も大きな増加を見せましたが、空室率に関しては他市場と同様、下降傾向にある一方です。
ただし札幌での空室率の緩和は、大量のオフィス供給が原因であり、テナントからの強い需要により現在の空室状況は一時的なものと思われます。
出典 : Regional Japanese office markets see rental growth in H2 2024 https://realestateasia.com/commercial-office/news/regional-japanese-office-markets-see-rental-growth-in-h2-2024