2017年に丸紅の人事部長に就任した鹿島氏は、企業が直面する人事の課題について語ります。時代と共に価値観が多様化し、ビジネス環境も変わりゆく中で、変化に適応し成果を出せる強い組織を作ることが必要です。
そこで丸紅では、個々の力を組織の力に変える制度改革を実施。等級や基本給をミッションベースで決定する「ミッションレーティング制度」など、各々が適切な仕事を担うことで組織力を高める取り組みがされています。
また、現場が主体となり仕事の配分を行うことで組織の戦略実行力が向上。人事制度は完璧ではなく、時代の変化に応じて柔軟に修正を重ねていく姿勢が求められています。
このような動きは、組織や社員にポジティブに受け入れられ、これからも組織力の強化に向けた人事制度の進化が期待されています。
出典 : 《人材の力を組織の力に》変革後も制度を改善し続け 人材の成長と組織貢献を最大化 https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/interview/i-202412020008.html