そしきLab編集部 アメリカでは、職業データの比較を容易にするため、政府機関や民間企業が利用する標準職業分類コード、通称SOCコードがあります。これは職種を管理するための連邦制度で、ワシントン州は職業保険のための四半期ごとの報告において、雇用主がSOCコード、または職種名を記載する法律を制定しました。
2024年の第1四半期の報告書から適用され、4月30日に提出期限が設定されました。税金の課税がある雇用主もない雇用主も、SOCコードの報告が必要ですが、これによって税率が変動することはありません。
ただし、いくつかの例外が存在します。特定の条件を満たした従業員の給与は四半期ごとの報告の対象外であり、その場合SOCコードの報告義務は免除されます。例外対象の職業に関するチャートはオンラインで確認できます。
また、ネイティブアメリカンの部族はSOCコードを報告することが許可されていますが、必須ではありません。部族が報告を選択した場合でも、いつでも報告を中止することが可能です。
SOCコードの報告方法や、職種名の報告テクニックについてのガイドも提供されており、YouTubeでのチュートリアル動画も視聴可能です。効率的な報告のためにはEAMSへの登録が勧められ、前回の提出内容をコピーする機能を利用することで、毎四半期のSOCコードの再入力から解放されます。
詳しくは労働統計局のガイドラインが参考になるでしょう。
出典 : About Standard Occupational Classification codes | Employment Security Department https://esd.wa.gov/employer-requirements/quarterly-reports/how-file-your-quarterly-tax-and-wage-report/about-standard-occupational-classification-codes