川口大司教授らの研究グループが、裁量労働制の労働者が非適用者に比べて満足度が高いと公表しました。
しかし、裁量労働の方が平均して週2時間多く働いている一方で、年収は約7.8%多い結果が明らかになっています。
健康状態に関しては、裁量労働の労働者は健康の悪化が見られなかったものの、低い裁量の労働者は長時間労働が健康に悪影響を及ぼしている傾向がありました。
この分析は厚生労働省が実施した「裁量労働制実態調査」のデータに基づいており、多くの労働者に関する詳細な情報が含まれています。
研究グループは裁量労働制の適切な運用には環境整備が重要としています。
出典 : 裁量労働では働く時間が長くても満足度アップ? 東大・早大の研究グループ調査 https://www.g-soumu.com/articles/86f44a05-7e21-463b-b68f-34ca229298b5