難治性T細胞リンパ腫に新たな希望 ダサチニブの効果を左右する鍵とは

T細胞リンパ腫は、免疫を担うT細胞ががん化する血液のがんで、再発すると治療の選択肢が少ない病気です。今回、代表的な病型であるTFHリンパ腫に対し、既存薬ダサチニブがどのような患者に効きやすいかを調べる全国規模の臨床試験が行われました。

その結果、T細胞受容体シグナルに関わる遺伝子変異を持つ患者では、ダサチニブが効きやすいことが分かりました。さらに、効果が出た患者では、がん細胞を攻撃するCD8陽性T細胞が増え、体の抗がん免疫が活性化していました。

一方で、加齢に伴う「クローン性造血」に由来する変異を持つ免疫細胞が多い患者では、免疫の働きが弱く、治療効果が得られにくい傾向も見つかりました。どの患者に薬が合うかを見極める新たな手がかりとして、今後の治療に大きく役立ちそうです。

出典 : 再発・難治性T細胞リンパ腫に対するダサチニブ治療の予測指標を解明 | 医療・健康 – TSUKUBA JOURNAL https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20261007141500.html

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そしきLab編集部

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