オフィスグリーンの導入を考えている方へ、オフィスグリーンの効果・選び方・設置例をご紹介します。「本物の植物がいいのか、フェイクグリーンがいいのか」「取り入れ方法がわからない」などのお悩みを解決します!
オフィスグリーンとは?
オフィスグリーンとは、オフィス内に設置される植物のことです。多くの企業がオフィスに取り入れているアイテムであり、設置することでさまざまな効果が見込めます。この記事では、オフィスグリーンの効果について説明します。
また、本物の植物がよいのか、フェイクグリーンがいいのかなどについてお悩みの方も多いのではないでしょうか? 本物の植物とフェイクグリーンの比較や、設置例についても具体的に説明していきます。
オフィスグリーンの効果
オフィスグリーンにはさまざまな効果があります。ひとつひとつご紹介していきます。
効果1:ストレス緩和・リフレッシュ効果
緑のなかで過ごすことで、ストレスの軽減やリフレッシュ効果を感じたことがある方は多いのではないでしょうか。オフィスグリーンを休憩室やリフレッシュスペースに取り入れることで、参加者のリラックス効果が期待できます。
さらに、会議室や交流スペースにグリーンを配置することで、心地よい雰囲気を作り出し、参加者が会話しやすい環境を提供できます。緊張感が軽減され、より自然なコミュニケーションが生まれることで、質の高いプレゼンテーションや対話が期待できるでしょう。
なお、このストレス緩和・リフレッシュ効果は研究でも認められているものです。一定の緑視率(人の視界に占める緑の割合)を確保することによって、ストレスが軽減するという結果が発表されています。
▼参考:COMORE BIZ(https://www.pasona-pbs.co.jp/comorebiz/)
効果2:企業イメージの向上
オフィスグリーンを取り入れることは、企業イメージのアピールに貢献します。オフィスグリーンは来客者に好印象を与えるだけでなく、企業のコンセプトや価値観を体現する重要な手段となります。
例えば、リサイクル会社がオフィスグリーンを設置すると、エコなイメージを連想させます。環境に関連した企業ではなくても、オフィスグリーンの種類によって爽やかさ、ナチュラルさ、華やかさ、高級感、安心感などのさまざまなイメージを与えられます。そういった理由から、多くの企業はエントランスや会議室など、来客者が最初に目にする場所にグリーンを設置しています。
効果3:インテリアのアクセントになる
昨今のオフィスは白や黒、グレーなどのモノトーンで統一するデザインが多くなっています。そこに緑のアクセントを取り入れることで、オフィスの見栄えがぐっと引き締まります。オフィスグリーンは、簡単にオフィスの雰囲気を向上できるアイテムとして重宝されています。
効果4:風水や縁起担ぎ
風水や縁起担ぎの考え方を取り入れて、オフィスにグリーンを配置する企業も見られます。風水では、緑色が金運を高めるとされています。縁起がいいといわれている植物も多く、例えば「ゴムの木は金のなる木」「つるの長い植物は人間関係を結ぶ」など、植物それぞれに異なる効果があるとされています。オフィスに設置する植物に迷ったときには参考にしてみるのもよいかもしれません。
オフィスグリーンの選び方
オフィスグリーンにはさまざまな効果がありますが、その一方で管理コストがかかることや、オフィス内に十分なスペースを確保する必要があるなど、デメリットも存在します。
ここでは、本物の植物とフェイクグリーンを比較し、どのようなものを採用すべきかを検討していきます。
本物の植物
メリット
- 本物ならではの存在感がある
- 生き物としての愛着がわく
- 日々違う顔を見せる
- ガーデニングの楽しみを味わえる
デメリット
- 水やりや剪定などの手間がかかる
- 配置する場所を選ぶ
- 形が崩れやすい
本物の植物だからこそリラックスできると感じる方も多いのではないでしょうか。植物が毎日成長していく姿は、日々のちょっとした癒やしに繋がります。
オフィスにもよりますが、本物の植物を採用する場合には、「日陰を好む」「乾燥に強い」「温度変化に強い」「育つ速度がゆっくり」という特徴を持った植物がオフィス環境に合致しやすく、オススメです。
本物の植物は、水や肥料を与えたり、剪定したり、枯れたものを取り替えたりなどの手間がかかります。手間を省きたい場合には、オフィスグリーンの定期メンテナンスサービスが便利です。
▼ウチダシステムズでもオフィスグリーンの定期メンテナンスを行っています。
<育てやすいオススメの植物>
エキゾチックでインパクト大。雰囲気を変えたいときにオススメ。
小さなスペースにもマッチします。壁掛けや吊り下げも可能。
育てやすく、シンプルな見た目で他のインテリアを邪魔しません。
フェイクグリーン
メリット
- 手間がかかりにくい
- どこにでも置ける
- 消臭効果や防音効果があるものもある
デメリット
- 本物ならではの息づかいはない
- 近づくとフェイクだとわかるものもある
フェイクグリーンはなんといっても手間がかからないことが最大のメリットです。また、日当たりや湿度を気にすることなくどこにでも配置できるため、インテリアの自由度が大きく広がります。苔を模したものや花を模したものなど、多種多様なインテリアを楽しめます。
フェイクグリーンのなかでも光触媒加工のものは消臭効果があるなど、目で楽しめる以外の効果を持つものもあります。防音効果があるフェイクグリーンなども近年人気が高まっています。
フェイクグリーンのデメリットは、やはり本物ではないということです。近づくとフェイクだと気がつくものもあります。ただし、質のよいものであれば、見た目だけでは本物とほとんど区別がつきません。見た目は年々改善されています。
オフィスグリーンの設置事例
オフィスグリーンにはどんなものがあるかをご紹介してきました。ここでは設置の仕方について、ウチダシステムズが実際に施工したオフィスグリーンの設置事例をご紹介します。オフィスグリーンを効果的に導入するための参考にしていただければと思います。
ダウンライト×グリーンで森のようなリラックス空間を演出しています。
株式会社オーク情報システム 様(大林組グループ)|デザイン実績
広いエントランスに大きなグリーンを置くことで、圧迫感を与えずにインパクトを与えています。
株式会社J-オイルミルズ 様 営業部門オフィス|デザイン実績
吊り下げでスペースを取らずにグリーンを取り入れています。会話スペースにもグリーンを配置してリラックスできるよう工夫しています。
株式会社J-オイルミルズ 様 管理部門オフィス|デザイン実績
デスク上のモニター横にグリーンを配置することで、業務中にもグリーンが目に入ります。
オフィスグリーンの導入方法
オフィスグリーンを導入する方法には、個別購入、レンタル、オフィスデザインのコンサルティングを受けるなど、3つの方法があります。
個別に購入する方法
小売店や生花店などから、ひとつひとつグリーンを選んで購入する方法です。好みやニーズに合わせて、こだわりの植物を選ぶ楽しみがあります。
ただし、管理のしやすさやオフィスとの調和を考えて購入するには、知識やセンスが必要になります。
レンタルする方法
オフィスグリーンのレンタルのサービスを利用する方法です。定期的なメンテナンスが含まれるため、管理の手間がかかりません。水やり、剪定、交換などすべてを任せられます。規模の大きいオフィスや、グリーンの量が多いオフィスにオススメです。
オフィスデザインのコンサルティングを受ける方法
オフィスデザインの専門家やコンサルタントに相談し、オフィスに調和したデザイン性の高いオフィスグリーンを導入する方法です。オフィスグリーンは購入かレンタルかのどちらかになります。見栄えだけをデザインするのではなく、コーポレートイメージに沿った選定や、管理の手間まで考慮した選定をしている会社を選ぶとより効果的です。
ウチダシステムズでも、オフィスグリーンの導入のお手伝いをしています。
1点からの個別購入、レンタル、オフィスデザインすべての方法でお手伝いができます。「どのようなオフィスグリーンを導入しようか迷っている」というお客様にも、ベストなご提案が可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
組織力の強化や組織文化が根付くオフィス作りをお考えなら、ウチダシステムズにご相談ください。
企画コンサルティングから設計、構築、運用までトータルな製品・サービス・システムをご提供しています。お客様の課題に寄り添った提案が得意です。