アルツハイマー病などの神経変性疾患では、タウというタンパク質が脳内で異常な線維となってたまります。これまで線維の中心にある規則正しい構造が注目されてきましたが、その周囲につくユビキチンなどの修飾が、線維にどのような影響を与えるかはよく分かっていませんでした。
本研究では、アルツハイマー病と、まれな遺伝性疾患である空胞性タウオパチーの患者の脳からタウ線維を取り出し、マウス実験と詳しい構造解析を行いました。その結果、病気ごとに線維の広がり方や構造が異なり、修飾の位置が変わることで新たな線維構造まで生まれることが分かりました。
この発見は、脳の病気の違いを生む仕組みを理解し、新しい治療法のヒントにつながる可能性があります。
出典 : 神経変性疾患で脳に蓄積するタウ線維構造の安定化因子を発見 | 医療・健康 – TSUKUBA JOURNAL https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20260907140000.html

