千葉県いすみ市の太東ビーチ近くに、海岸の景観と調和することを目指した建築〈HOTEL THE MADO〉が建てられました。太東岬は長い年月をかけて砂を生み出し、九十九里浜の美しい海岸線を形づくってきました。しかし今は砂の供給が減り、その景観を守るための工夫が続けられています。
この建築は、そうした自然の歴史に敬意を払いながら、削られた岩礁が特徴の海辺の風景と一体になるよう設計されています。細いRCフレームを用いて安全性を確保しつつ、曲線を描く海岸線に呼応した形をつくり、海と庭をつなぐ開放的な空間も実現しました。
地域を大切にするローカルサーファーの感覚にも寄り添い、周囲の環境をより良くする建築でありたいという思いが込められています。太東の景色の価値を見つめ直す「窓」として、この宿の意味が伝わってきます。
出典 : 古谷デザイン建築設計事務所が千葉県で手掛けた、岩礁の景観と融和する〈HOTEL THE MADO〉 – TECTURE MAG(テクチャーマガジン) | 空間デザイン・建築メディア https://mag.tecture.jp/project/20260902-hotel-the-mado/

