
「福祉を、まちの真ん中へ。」を掲げ、相談・交流・介護を一体化した新拠点
「おおなりテラス」は、さいたま市北区東大成町(鉄道博物館駅・北大宮駅の徒歩圏)に開設した地域密着型特別養護老人ホーム・デイサービス施設です。地域の名前「大成(おおなり)」に、誰もが立ち寄りやすい“縁側”のような場所=「テラス」を重ねたネーミングどおり、地域密着型特養にデイサービス、居宅支援事業所、暮らしの保健室、地域交流スペースを束ねた複合拠点です。
地域のど真ん中で、多世代がいきいきと関われるコミュニティづくりを目指しています。
その「ひらかれた福祉」を空間で体感できるよう、外観・内装はカリフォルニア風の軽やかさをベースに計画。
閉塞感・緊張感を抑え、地域の方が「入ってみたくなる」、入居者が「長く居たくなる」——両方を成立させる“居場所”として整えています。
素材・色・形で「安心」と「親しみやすさ」を表現
ウチダシステムズは「福祉を、まちの真ん中へ。」という思想を、“誰でも入りやすい空気感”として具現化する家具計画を担当しました。
家具は内装デザインとの調和を意識し、ナチュラル素材と淡いベースカラーを中心に構成。さらに海や空を連想させるブルー系のアクセントカラーを取り入れることで、軽やかで親しみやすい印象を演出しています。
また、視線の抜けを意識した軽快なデザインの家具を採用することで圧迫感を軽減し、利用者が思い思いの場所を選べる環境を整えました。その結果、相談や交流の場に堅苦しさが生まれず、暮らしの延長線上で自然な会話やつながりが育まれる空間となっています。
短工期でも「安心感のある選定」を
限られたスケジュールの中で計画を進める必要があったため、ウチダシステムズでは、空間コンセプトを維持しながら選定時の迷いを減らす提案を重視しました。
空間の印象を大きく左右するチェアについては、ホワイトやサンドベージュを基調に、ターコイズ、ネイビー、ライトグレーなど複数の配色パターンを比較検討できる形で提案。完成イメージを共有しやすくすることで、短工期の中でもスムーズな合意形成を実現し、納得感の高い空間づくりにつなげました。
地域と福祉をゆるやかにつなぐ「おおなりテラス」。その理念を空間から支えるパートナーとして、ウチダシステムズは家具計画を通じて、誰もが自然に集い、関われる居場所づくりに貢献しました。
プロジェクト詳細
Project Details
| 施設名 | 社会福祉法人永寿荘 おおなりテラス |
|---|---|
| 所在地 | 東埼玉県さいたま市北区東大成町1-159-5 |
| 業種 | 特別養護老人ホーム・デイサービス |
| URL | https://eijuso.com/ |
| スペース | 施設全体(共同生活室・ユニット型居室・地域交流スペース・事務スペース・会議室) |
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