東日本大震災の深い傷跡を持つ宮城県南三陸町では、若い世代が被災経験を伝える「語り部」の役割を担っています。
「福話会」では、被災者の体験を集めた資料作成にも関わり、震災の記憶を形に残す努力をしています。
また、福島の教訓を全世界に伝える動きもあり、「ふくしま地球市民発伝所」は原発事故の教訓を集めたブックレットを制作し、国際的な理解を深めるための活動を行っています。
さらに、日豪の交流を深めるプロジェクトでは、東北の若者をオーストラリアに招いたり、多彩な復興支援イベントを実施しつつ、被災地の想いを共有しています。
このように、震災の教訓を次の世代に繋げる動きは、様々な形で続いており、未来へと希望のバトンを渡し続けています。
出典 : 東日本大震災から14年、記憶を未来へ https://www.sbs.com.au/language/japanese/ja/article/great-east-japan-earthquake-keeping-the-memories-alive/ip0ha0a9s